前十字靭帯損傷の体験 ~手術しないで競技復帰するには~

運動・健康

こんにちわ、だいもんです

今日は私が高校の部活で受傷した前十字靭帯損傷について

  1. 受傷から競技復帰~引退までの流れの経験
  2. 現在、理学療法士として前十字靭帯損傷をした方の競技復帰見てきた経験

から今だから思う改善点を挙げたいと思います

  • 最近前十字靭帯損傷をしてショックを受けている
  • いつから復帰できるようになるのか不安
  • 手術しないで競技復帰できるのか知りたい

などの悩みに答える内容となっています

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    前十字靭帯損傷~整形受診まで

    私は部活(サッカー)で後方からスライディングされ受傷し、今まで聞いたことないような音が膝からしました

    後日、整形受診し前十字靭帯損傷と診断

    手術するなら8か月~1年はリハビリでかかるとのこと

    怪我をしたのが高校2年の9月

    手術をすれば引退まで間に合わないので引退までは手術をせずに部活を再開しました

    前十字靭帯損傷とは

    詳細はこちらに 前十字靭帯損傷について

    症状として、膝のぐらぐら感、ターンやジャンプの着地などで膝が安定しないなどの症状が出現します。いわゆる「膝くずれ」といいます。

    比較的直線の動作は安定しますが、横方向の動作で不安定さを感じることが多いです

    部活復帰~引退までの流れ

    9月上旬受傷

    整形を受診し、簡単なリハビリを受け

    10月中旬~11月ころには軽いジョギングは可能になっていました

    11月 ウォーミングアップからパス練習まで部分的に部活復帰

    しかし復帰してすぐに最初の「膝くずれ」を起こし、膝に痛みと腫れが出現

    膝の腫れが引くまで2~3週はかかります

    サポーター、テーピングをしても膝くずれは完全に抑えることはできません

    膝くずれの出現しやすいパターンを自分の体で覚えて、引退までやってましたが周りからは動き方に違和感があるとかなり指摘されました

    自分自身でも「膝くずれを起こさないように」と考えてプレーするのが癖になってしまい咄嗟な動作ができず、相手の動きに遅れを取ることが多々ありました

    そんなこんなで高校3年の5月の引退までなんとか続けることができました

    当時の自分へ 現在理学療法士としてアドバイスできること

    • 膝くずれは完全には抑えられない

    手術しない限りは完全に抑えるのは困難

    なので引退まで時間があるなら、将来的に競技を続けるならすぐに手術を選択するべき

    • リハビリで膝くずれの対策はできる

    膝くずれにはなりやすい姿勢があります

    引用元

    いわるゆ内股です

    自分の動き方がそのようになっていないかをランニング、サイドステップ、ジャンプ着地、けんけん、ターンなどいろいろな動きを他人に確認してもらい修正することで

    膝くずれを引き起こす可能性は低くなります。ただ100%防ぐのは無理です。

    前十字靭帯自体に膝くずれを起こさないようにするセンサーがあります。このセンサーのおかげで筋肉が膝をも守る働きをしてくれています

    なので前十字靭帯損傷してない人は膝くずれを起こさないのですが

    損傷してこのセンサーがない状態では可能な限り膝くずれを起こさない体の使い方を覚えるしか方法はありません

    あとは下半身の筋力がしっかり戻っているかもチェックすべきです

    リハビリ施設に下半身の筋力測定機器があるならそれでチェックして

    もしくわ、椅子から片足で立ち上がれるかを確認することで簡単に筋力を測定できます

    *引用:介護ポストセブン

    *参考文献 立ち上がりテストと体重支持指数(WBI)の関係

    立ち上がりテストは40㎝からから足で立てたらジョギングレベルの筋力。30㎝から立てたらランニングレベル。といった感じです。

    最終的には10㎝から立ち上がれるのを目指していきます

    • 自分の動き方の癖 内股になっていないか
    • 下半身の筋力回復・強化

    この2点は手術しないで競技継続するときのポイントになります

    まとめ

    手術しないで競技復帰するかは、引退までの期間、競技人生があとどれくらいなのか?をしっかり見定めてください。

    高校引退後は競技しないか?大学・社会人になっても競技継続するのかによって今無理をして競技継続するか判断できると思います。

    少しでも悔いの残らないよう頑張ってください!

    手術をしないで継続することで、靭帯のみではなく半月板や軟骨までも損傷してより重症になる可能性もあります。くれぐれも競技継続については病院の方とよく相談して決めましょう

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